イベントのご案内
「古典教材の未来を切り拓く!」研究会(コテキリの会)をはじめ、
イベントの詳細をご案内いたします。
同志社大学
古典教材開発研究センター
第5回コテキリの会「くずし字教材はじめの一歩」
■日時 2022年9月11日(日)14:00~17:00
■場所 Zoomによるオンライン
■プログラム
13:45~ 会場開室
総合司会 三宅 宏幸(愛知県立大学)
14:00~ 開会の辞
山田 和人(センター長・同志社大学)
14:10~ 第1部 基調講演
原本と向き合う力と悦び
ラウラ・モレッティ|Laura Moretti(ケンブリッジ大学)
概要 活字化されていない多種多様な原本を読むことで、日本の学会でも通用する研究が生まれる。だが、海外の学習者にはハードルの高い目標だ。ケンブリッジ大学ではこの目標に近づくための手助けをしている。今までの実績を紹介しつつ、教育の実態と未来を考えたい。[使用言語|日本語]
経歴 研究分野は日本近世文学。著書に『Pleasure in Profit. Popular Prose in Seventeenth-Century Japan』(Columbia University Press, 2020)など。2014年以降和本リテラシーを学ぶ「ケンブリッジ大サマー・スクール」を開催している。
15:00~ 第2部 基礎セミナー
超入門!和本・くずし字のトリセツ
●加藤 弓枝(名古屋市立大学)
●山田 和人(同志社大学)
概要 そもそもくずし字って何? 和本を取り扱う際の注意点って? 実際の授業などで和本やくずし字を取り上げる際に知っておくとよい基本的な知識についてお話しします。
16:00~ 第3部 意見交換会
《参加型》一緒に作ろうモジュール教材
概要 くずし字・和本を使った教材に「興味がある」、「使ってみたい」、「作ってみたい」と思っている方と、試作のモジュール教材(1回完結型の教材)に関する意見交換を行います。各ルームの定員は20~30名。顔を見ながら、比較的少人数でざっくばらんに教材についてお話ししませんか?
初級ルーム
【古典を楽しむ✖美術・書写】
ビジュアルで楽しむ教材
教材報告
●永吉 寛行(宮崎大学)
●髙須 奈都子(大阪商業大学非常勤講師)
コメント
●ラウラ・モレッティ(ケンブリッジ大学)
司会
●佐々木 孝浩(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫)
初級ルーム
【古典に親しむ✖国語・社会】
明日から使える教材
教材報告
●永田 郁子(滋賀大学教育学部附属中学校)
●岩崎 彩香(青森県立八戸北高等学校)
コメント
●仲島 ひとみ(国際基督教大学高等学校)
司会
●山田 和人(同志社大学)
中級ルーム
【古典を深掘りする✖国語・書道】
これぞ!くずし字教材
教材報告
●加藤 十握(武蔵高等学校中学校)
●三宅 宏幸(愛知県立大学)
コメント
●平野 多恵(成蹊大学)
司会
●飯倉 洋一(大阪大学名誉教授)
17:00~ 閉会の辞
山田 和人(センター長・同志社大学)
■参加費 無料
■募集人数 150名(先着順)*定員枠を拡大して受付 満員御礼
■申込締切 2022年9月7日(水)
■申込方法 参加申込フォームからお申し込みください。9月8日か9月9日にZoomのURL等、詳細をメールでご連絡いたします。
■問合せ先
同志社大学文学部国文学科 山田和人研究室・コテキリの会事務局
〒602-8580京都市上京区今出川通烏丸東入
kotekiri20★gmail.com(★→@)
■主催 基盤研究C「興味関心を喚起するくずし字や和本を用いた新しい古典教材の開発に関する実践的研究」(代表者 山田和人)*本研究はJSPS科研費20K00326の助成を受けたものです。
■運営サポート 文学通信
■画像
『新撰ひいながた』(国立国会図書館蔵)DOI:10.11501/2541138
『光琳画譜』(国文学研究資料館蔵)DOI:10.20730/200010512
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